・診査
現在のお口の中の状態を見ます。清掃状態、噛み合わせ、虫歯、歯肉炎、歯周病のチェックをします。目で見るだけでは分からない、骨の状態の確認の為にレントゲン撮影をします。
・ブラッシング指導(プラークコントロール)
いくら歯石を除去しても毎日の歯ブラシで汚れが落とせていないと歯周病は良くなりません。汚れを効率よく落とせる方法をご相談しながらその方にあった説明をさせて頂きます。
・歯石除去(スケーリング)
プラーク(細菌のかたまり)は歯ブラシで除去できますが、そのまま放っておくと『歯石』と呼ばれる硬い石になり歯ブラシでは除去できなくなります。その歯石を機械で取り除くことがスケーリングです。
・PMTC(歯の表面のクリーニング)
ブラシやゴム製の機械と専用のペーストを使い、汚れを取り除いた歯の表面を磨き、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)を行います。歯の表面がザラザラしていると再び汚れや着色が付きやすくなりますので舌触りの良いツルツルの歯に仕上げます。
・メンテナンス
一度歯周病の治療が終了しても、健康な状態は永遠ではありません。その後の日々のブラッシングや管理の状態によって大きく変化してくるので、良い状態を保てているか、新たな虫歯の発生や歯周病の進行はないかなどのチェックを定期的にしていきます。そのため、何か自覚症状がなくても定期検診はとても重要になってきます。3~6カ月に一度、健康なお口を維持するために定期健診を行いましょう。